下伊那農業高が意見・プロ発表で最優秀

学校・教育

[ 2019年 7月 13日 土曜日 14時53分 ]

 県立下伊那農業高校(飯田市鼎名古熊)の果樹班とアグリ研究班畜産部が、このほど須坂市で開かれた県学校農業クラブ連盟の意見・プロジェクト発表会で最優秀賞に選ばれ、北信越大会に進む。果樹班は3年連続、畜産部は2年連続の全国出場を目指す。

 農業系学科がある11校でつくる県連盟が開催。意見発表やプロジェクト発表など計7競技を行った。

 両班はともにプロジェクト発表会で受賞した。

 「果物の鮮度保持と貯蔵法の改善」に取り組む果樹班(12人)は、「生産・流通・経営」部門で3年連続の最優秀賞。特殊な包装で酸素量を調整して果物の鮮度維持の研究を続けているが、新たに氷温食品認証を取得して氷温貯蔵に挑戦した。

 2年の中塚空美班長(16)は「1、2年生だけで不安はあるが、県大会の反省を生かし、全国を目指したい」と話した。

 「ヒューマンサービス」部門に出場した畜産部(10人)は「南信州の救世主~黄金シャモプロジェクト」で2年連続最優秀。飯伊の特性を踏まえ、狭い農地でも小労力で生産できるとアピールした。実際の飼育で経費や売上げを分析した他、企業と連携して商品づくりにも取り組んだ。

 3年の大宮ほのか部長(17)は「活動記録にも注力した。より上のレベルを目指したい」と語った。

 他に「開発・保全・創造」部門で、食品化学班(17人)が優秀賞を受賞。学校産の茶を素材に粉末茶をつくり、消費拡大を探った。3年の佐々木里帆副班長(18)は「悔しい結果だが達成感を得ることができた」と話した。

  ◇   ◇

 意見発表会では3人が優秀賞に選ばれた。

 「生産・流通・経営」部門受賞の3年の宮沢芳光さん(同)は、自宅の農園でも取り組むシードルづくりに焦点を当て、流行に終わらせず定着させるための方策を考えた。
 「開発・保全・創造」では3年の吉田香純さん(17)が受賞した。所属するアグリ研究班が進める小麦栽培とパンづくりを紹介。鳥獣被害を生む遊休農地の利用対策として勧めた。

 「ヒューマンサービス」では3年の太田静流さん(同)が受賞。課題研究で栽培に取り組み、全国出場を決めているフラワーアレンジでは花材として利用した「ダリヤ」への愛着を語り、「魅力を広げたい」とした。

 また、クラブ活動発表会では、平谷村で運営する高校生直売所などを紹介した同校農業クラブが最優秀賞に輝いた。3年の伊坪星奈副会長(同)は「今年から執行部だけでなく、全校が村での交流に参加できるようにした。より多くの生徒が参画できれば」と語った。

 北信越大会は8月22、23日に松本市で開く。

◎写真説明:県大会で好成績を収めた生徒

  

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