下伊那農業高校が発表会3部門で最優秀

学校・教育

[ 2018年 7月 4日 水曜日 15時28分 ]

県大会で好成績を収めた生徒

 県立下伊那農業高校(飯田市鼎名古熊)の2人と4班が、6月30日に佐久平総合技術高校で開かれた県学校農業クラブ連盟の意見・プロジェクト発表会で、7部門中3部門で最優秀、4部門で優秀賞を受賞。最優秀の3年中根裕輝さん(18)、果樹班、畜産班は8月の北信越大会に進む。

 農業系学科がある11校でつくる県連盟が開催。意見発表やプロジェクト発表など計7競技を行った。

 意見発表では「開発・保全・創造」で中根さんが最優秀。遊休農地を「宝の土」と位置付け、付加価値の高い黄金シャモの飼育が環境保全にもつながると美点を訴えた。

 「生産・流通・経営」では、豚の出荷時に教師が流した涙や生産している家族の姿から、養豚農家の熱意を伝えた2年の知久宗一郎さん(16)が優秀賞を受賞した。

 プロジェクト発表では、「果物の鮮度保持と貯蔵法の改善」に取り組む果樹班が生産・流通・経営部門で最優秀。特殊な包装で酸素量を調整して果物の鮮度を維持する。昨年は全国大会にも出場。3年の前垣沙羅班長(17)は「内容のレベルアップを図った。北信越までに質疑応答を充実させたい」と語った。

 ヒューマンサービス部門では、畜産班が「南信州の救世主・黄金シャモプロジェクト」で最優秀。飯伊の傾斜地が黄金シャモの飼育に向いていると考察し、農振策として提案。3年の矢崎文哉班長(同)は「分かりやすい活動記録に力を入れた。全員で協力し、北信越で良い発表をしたい」と力を込めた。

 開発・保全・創造部門では、独自製造のトマトジュースの機能性をアピールするため、成分分析に挑戦し、使途拡大を探った食品科学班が優秀賞。3年の棚田悠菜班長(同)は地元店舗と開発している料理に触れて「実現させて提案したい」と話した。

 クラブ活動発表会では、平谷村のひまわりの湯で運営する高校生直売所をテーマに発表した同校農業クラブが優秀賞。3年の勝野珠樹班長(同)は「学校全体を巻き込んだ活動にできたら」と希望を語った。

 北信越大会は8月下旬。

  

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