下伊那農高、中学3年生590人が体験入学 特色ある13講座で実習

学校・教育

[ 2016年 8月 3日 水曜日 15時01分 ]

下農高体験入学 飯田市鼎名古熊の下伊那農業高校(嶋崎文男校長)で2日、中学生の体験入学会が開かれた。午前と午後の2回実施し、地元内外の中学3年生約590人が参加し、トランスミッションの分解、フラワーアレンジメント、夏野菜の鉢上げ、小麦粉加工など多彩な実験・実習講座に臨み、農業高校ならではの特色の一端に触れた。

 農業高校の学習内容を体験し、進路決定の一助にしてもらおうと、毎年夏休み期間に企画している。ことしも午前と午後の2回に分け、アグリサービス、農業機械、園芸クリエイト、食品化学の4科にちなんだ計13講座をそれぞれ設けた。

 このうち、小麦粉加工の実習には、午前の部だけで35人が参加。食品化学科の3年生15人が講師を務め、事前に準備した生地をめん棒で伸ばし、型でくりぬく作業を指導した。

 マスクや三角巾、エプロンを着用した中学生たちは、複数のグループに分かれて調理。高校生からアドバイスを受けながら、慎重に作業を重ねて抜き取った生地を天板に並べた。

 飯田西中学校から参加した女子中学生(14)は、「高校で実習ができて楽しい。進路を選ぶ参考になる」と話していた。

 気さくに声をかけて中学生たちの緊張をほぐしていた同科3年の男子生徒(17)は「下農でしかできない学習の魅力を伝えられたら」と語った。

 このほか、エンジンの分解や「ミクロの世界をのぞこう」など多彩な講座が繰り広げられた。

 田畑邦仁教頭は「これからは農業や食糧が大切な時代になる。志を持ち、下農で学んでほしい」と呼び掛けていた。

  

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