下伊那農高体験入学~実習通じて憧れ強めて

学校・教育

[ 2012年 8月 4日 土曜日 10時24分 ]

 飯田市鼎名古熊の下伊那農業高校(遠山善治校長)で3日、中学生の体験入学会が開かれた。午前と午後の2回実施し、地元内外の中学3年生513人や保護者らが参加。トランスミッションの分解、フラワーアレンジメント、小麦粉加工など多彩な実験・実習講座に臨み、同校の特色の一端に触れた。

 農業高校ならではの学習内容を体験し、進路決定の一助にしてもらおうと、毎年夏休み期間に企画している。飯伊だけでなく、上伊那郡の飯島町と中川村からの参加もあった。

 実験・実習は同校の▽アグリサービス▽農業機械▽園芸クリエイト▽食品化学―の4科にちなんだ計12講座を設けた。このうち「果物のおいしい箇所を知ろう」の講座には、午前に20人が参加。2人1組でリンゴやスイカ、パイナップル、モモなどを切り分け、糖度を専用機器で測定した。

 同じ果物の端や真ん中、太陽が当たっていた面など部位ごとの糖度の違いや、実際に味わってみての甘さも確認。男子生徒からの「全部食べちゃってもいいんですか」の質問に担当教諭は「体験して学ぶことが大切。どんどん測定し、食べ比べて」と積極性を促していた。

 このほか、野菜の苗の鉢上げや「ミクロの世界をのぞこう」など多彩な講座が繰り広げられ、在校生たちが補助役や説明役などを担った。校内や農場、クラブ活動の見学などもあり、中学生たちが入学試験の先にある高校生活に思いを寄せていた。

  

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