下條中生徒が模擬議会開く

学校・教育

[ 2010年 7月 26日 月曜日 10時02分 ]

 下條村は23日、下條中学校(田中茂伸校長)の3年生による模擬議会を開催した。環境や福祉、文化など5つの分野で生徒らが村に提言。伊藤喜平村長と村づくりについて語り合った。

 同村の模擬議会は将来を担う中学生に村づくりに関心を持ってもらおうと毎年開催している。単なる議会の真似事でなく過去に模擬議会で提案された内容で実際に村側が対応した例も多く、子どもたちの意見を村政へ反映する機会ともなっている。

 生徒は4月から各自テーマを決めて村内の調査やアンケートなどの事前学習を行い▽環境▽道路・安全▽福祉▽観光▽文化―の5つのテーマで質問をまとめた。

 伊藤村長は冒頭あいさつで「皆さんが提案をまとめる上でやり遂げた達成感を得たと思う。究極的にどういう形で反映したらいいのか。いまは国も県も本当にお金のない状態。当村では全村民の皆さんがやる気を起こし、自ら汗を流して取り組んでおり、全国から高い評価を受けている」と紹介した。

 環境関連の提案では、村管理のリサイクルBOXがある大桑村などを例にリサイクルBOX設置を提案。伊藤村長は、村から出るごみの625トンのうち250トンがリサイクルされるなど各家庭で分別が進んでいるとし、改めて村管理のBOXを設置する必要はないと回答。「各人の努力でできるものは行政に持ち込まないほうが良い。行政コストが上がり、かえって負担が大きくなる」と話した。

 また、メゾンコスモス近くへの公園設置や耕作放棄地の農業体験利用、カッセイカマングッズの販売、下條歌舞伎への支援など、生徒たちが村について考え調べた内容を提案していた。

  

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