下伊那農業高校で20日、県国際教育研究協議会(会長・遠山善治同校長、加盟13校)の本年度「長野県国際教育実績発表会」が開かれた。加盟校のうち木曽青峰、須坂園芸、北佐久農業、丸子修学館、南安曇農業、上伊那農業、下伊那農業の7校の生徒11人が研究・記録と意見を発表した。
発表会は、教育現場での国際理解教育の必要性がますます高まる中で、高校での国際理解教育の重要性を高校生や地域社会にアピールし、国際社会に積極的に貢献できる有為な人材の育成を図ることを目的に開催。1991(平成3)年から競技形式になり、県代表は夏の北信越・静岡ブロック大会を経て、全国大会にも通じている。
開会行事で遠山会長は「自分の気持ちを伝えコミュニケーションを図ることが期待される。いろんな意見を聞き、これからの学びに生かしてほしい」とあいさつ。県教育委員会の廣田昌彦・高校教育指導主事、国際協力機構駒ケ根青年海外協力隊訓練所の茂木優子・市民参加協力調整員、JA長野中央会の丸山剛教育部長、飯田東ロータリークラブの後藤高一会長ら5人が審査にあたった。
発表の内容・しかた・質疑応答を審査基準に審査し、入選・入賞者が決定した。