下伊那農業高校演劇班(14人)が28、29の両日、東御市文化会館で開かれる「第32回長野県高校演劇合同発表会」に下伊那地区代表として出場する。県内10地区の代表と特別枠の松川高校の計11校が2日間にわたり演劇を発表する。
下農高演劇班は9月12日に飯田市鼎文化センターで行われた「第65回飯伊地区高校演劇発表会」で演目「夏芙蓉」を上演。「登場人物のキャラクターの設定がとても明確で分かりやすかった。5人のキャラクターの雰囲気がいい」との講評を得て、下伊那地区代表に決定した。同校によると、県大会出場は数年ぶりという。
同校アグリサービス科3年の班長(18)は「3年生4人、2年生4人、1年生6人の班員は全員仲が良く、ふざけあったり言いたいことを言える。劇となれば一人一人が真面目に取り組んで活動できる。3年生にとっては最初で最後の県大会になるので、悔いのないようやり切ることと下農らしい劇をお届けできるよう頑張りたい」と張り切る。
顧問の教諭は「学年を超えて意見を出し合い、みんなで良いものを作ろうという気持ちがそろっているので本番でも気持ちがそろった良い上演ができれば」と話している。
27日にリハーサルを行い、29日の出番を待つ。