下農生、手製の革製品を販売 鳥獣被害と駆除の実態訴え

学校・教育

[ 2018年 12月 25日 火曜日 15時21分 ]

下農生による革製品の販売

 下伊那農業高校アグリサービス科生産流通専攻の3年生21人が24日、手製の革製品の販売会を高森町のアピタ高森店で開いた。ニホンジカの革製品作りを通じ、野生鳥獣の被害と駆除された個体の活用を学んだ学習の集大成。小物入れを中心に販売しつつ、体験コーナーを設営して鳥獣被害や駆除の実態を訴えた。

 飯田市北方の革職人木下英幸さん(45)を講師に、春から製品作りに挑戦。鳥獣被害の現状や命の重さについても学習を深めつつ、市場調査や商品デザインを重ねた。

 多品目を販売した昨年度は7万円弱の売上げだったことから、本年度は「10万円」を目標に掲げ、扱う商品を小物入れに集中させて作業時間を確保。商品価値を高めるために手縫いの質を上げるなど準備を進めた。

 メイン商材は牛革を素材にした三角形の小物入れで、ニホンジカとイノシシの革を使ってデザイン。編み込みの有無で値段を分け、2000円と1800円で販売した。

 店がイベント会場を無償貸与した他、PRにも協力。開店直後から多数が足を運んだ。

 指導した木下さんは「職人と同じように一つの商品にこだわり、質の向上を図った。生徒たちはそれぞれ問題意識を持ちながら、積極的に学び、それを伝えようとしている」と評価。プロジェクトリーダーの中根裕輝さん(18)は「レザークラフトを学びながら、南信州の鳥獣被害の実態に触れることができ、勉強になった。集まってくれた方たちにしっかり伝えることができたら」と話していた。

 売上げは全額、県緑の基金に寄付する。

  

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