下農高 梅みそシフォンケーキ好評

学校・教育

[ 2013年 3月 29日 金曜日 15時50分 ]

 下伊那農業高校(遠山善治校長)で27日、アグリサービス科の食農科学コースの2年生20人が作った「梅みそシフォンケーキ」の試食会があった。JAみなみ信州女性部とJAの多目的グループ「この指とまれ」のメンバーら約30人を同校に招いて試食してもらったが、感想は「とてもおいしい」と評判がよかった。

 食農科学コースでは今年度1年かけて梅みそ作りとその利用方法について研究してきた。何回か調理実習を行い、班に分かれてそれぞれレシピを考えて作った。シフォンケーキに梅みそを入れたところ、意外に合うことに気づいた。梅のシロップと梅みその量の配分を変えて食べ比べ、どれが一番おいしいか話し合ってから調理実習して練習したという。

 同コース代表の女子生徒は「家でも作ったらみんなおいしいと言ってくれた」と自信をにじませた。いつもは校内で先生や生徒たちに食味検査してもらっているが、今回初めて外部の人たちに試食してもらい、アンケートに協力を依頼した。

 試食した感想は「初めて食べたが、とてもおいしい。梅みそと言うと野菜につける感覚しかなかったが、ケーキに入れても合う」「梅みそと言われないとわからない。黙って食べさせても喜んで食べる」などと好評。

 下伊那農業改良普及センターに梅漬けレシピを提供し「伝統料理の伝承人」として、同コースの授業で8年前から夏に梅を使った料理、冬に季節の具を入れたお焼を教えている女性は「みそが梅の味を抑えてしつこくなくて食べやすかった。甘さも考慮し、子どもからお年寄りまで合う食感。味が良く、商品としてとても成功している」と感想を語った。

 生徒たちを指導する家庭科担当の教諭は「若い人にどんどん食べてもらい竜峡小梅の消費拡大につながれば。梅伝承講座のレシピに入れたり、梅料理講習会のレシピに加えてもらえれば生徒たちの励みにもなる」と話していた。

  

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