下農高で「おせち検定」

学校・教育

[ 2012年 11月 29日 木曜日 9時15分 ]

下農おせち検定 飯田市鼎名古熊の下伊那農業高校で28日、伝統の「おせち料理検定」があった。アグリサービス科食農科学コースの2年生20人がセンスやアイデア、技量を生かし、彩り豊かな「おせち」を仕上げた。

 

 重箱内に詰める品目は7点で、だて巻きや紅白なます、田作り、きんとん、ブリの照り焼きなど伝統的な縁起物から各自が選んだ。1時間50分内に2品を調理し、自宅で作ってきた4品と家庭科の塩澤弘子教諭が煮た黒豆を盛り付け。事前に作成した盛り付けの絵コンテやレシピとともに提出した。

 

 高価な食材や食べられない人工的な装飾品の使用を禁止するなどの条件を設け、個々の創意工夫や技量を重視。生徒たちはユズの皮を器にしたり、紅白のかまぼこを飾り切りにしたり、酢漬けのダイコンで菊花をあしらったりして、彩りや立体感を加えていった。

 

 20人のおせち重は在校生らも見学できるように並べられ、塩澤教諭らが見た目や手間のかけ方、アイデアなどの観点で審査。合格か否かや入賞6品を決めた。生徒たちは各家庭に持ち帰り、味わうという。

 

 手綱切りと花切りにした紅白かまぼこや鶏肉団子の照り煮などを飾り付けた松村茜さん(17)は「重箱のおせち作りは初めて。色のバランスや配置が難しかったけれど、いい経験になった。家でも時間を作って挑戦してみたい」と話した。

 

 塩澤教諭は「普段食べている食材も、手間や工夫しだいでハレの日にふさわしい料理になる。新年を迎える際も各家庭のおせち作りの担い手に加わって、心を込めた1品を仕上げてほしい」と期待していた。

  

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