下農高で信大留学生による英語授業

学校・教育

[ 2015年 12月 17日 木曜日 9時28分 ]

 県内の農業課程のある11の高校でつくる県高校長会農業部会(会長・遠山善治下伊那農業高校長)は、英語力の充実に取り組むことになり、その第一歩として、信大農学部の留学生による英語授業を15日、飯田市鼎名古熊の同校で初めて行った。来年度も継続していく方針だ。

 講師を務めたのは、信大農学部博士課程で食料科学を専攻する、ともにバングラディッシュの男性(40)女性(32)の2人。男性講師は同国の公務員で日本へ来て5年、女性講師は同国の大学助教で日本へ来て10カ月。2人は信大農学部の留学生として、それぞれニワトリの研究、乳酸菌の研究をしているという。男性講師は日本語ができる。

 大学から講師として派遣された2人は、下農高で英語を選択した3年生(30人)に「英語で学ぶ」という授業の観点からすべて英語で話した。母国の農業や文化、信大での研究活動を中心に、パワーポイントを使って英語を教えると、生徒たちは興味深そうに画面を見ながら聞き入っていた。

 女性講師は、生徒の印象について「話の内容を理解していると思うが、分かっているということをはっきり表現し伝えるのが恥ずかしそう」と大学職員の通訳を介して語った。

 遠山校長によると、10月の校長会農業部会と信大農学部との懇談会で、農業高校の英語力の充実のため連携して取り組むことを確認。その具現化のスタートとして、今回初めて留学生の派遣を受け英語で学ぶ授業が実現した。同校長は「生徒たちは2時間英語三昧の授業を受けることができた。グローバルの時代に英語を身近に感じてもらいたい」と話していた。

  

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