下農高で菓子組合が和菓子講習

学校・教育

[ 2016年 1月 19日 火曜日 13時34分 ]

 下伊那農業高校の食品加工室で17日、第25回「菓子講習会」が開かれ、食品化学科の2年生39人が午前と午後の部に分かれ、飯田下伊那菓子組合の講師から和菓子の製造講習を受けた。

 食品化学科では毎年、同菓子組合の主催で和菓子と洋菓子の講習会を交互に行っている。ことしは和菓子の番となったが、授業で和菓子を作る機会はあまりないため、生徒たちにとって和菓子をプロに教えてもらう絶好の機会となっている。

 講師は飯田下伊那菓子組合の技術指導部のメンバーで「田月」の城田茂さん。午前、午後の2回、春のお菓子である「いちご大福」「上用饅頭」「焼き皮の桜餅」の作り方を生徒たちに実地指導した。

 いちごを包んだ餡をくるんだ大福、セイロに並べて蒸し上げた上用饅頭、焦げ目がつかないように焼いた焼き皮の桜餅が出来上がると、生徒たちから「早く食べたい」という声が上がっていた。

 講師を務めるのは今回で6回目という城田さんは「洋菓子に比べ和菓子を講習する機会はなかなかない。高校生に和菓子がどうやってできているか知ってもらう唯一の機会。和菓子は地域の伝統産業でもあるので、作り方を体験してもらえるのはありがたい」と歓迎。

 パティシエを目指しているという男子生徒の一人(17)は「家でアップルパイやチーズケーキを月に1回ぐらい作っているが、和菓子は初めて。食べ物を扱う貴重な体験ができた。お菓子を作るうえで時間や作業一つ一つ丁寧にやることによって完成したものもおいしく食べられると思った」と感想を語った。

  

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