下農高で農業クラブが校内発表会

学校・教育

[ 2012年 6月 7日 木曜日 15時12分 ]

下農の意見発表 飯田市鼎名古熊の下伊那農業高校でこのほど、日々の生活で培った主張や夢、学びや研究の成果などを伝える農業クラブ校内発表会があった。クラス代表9人と食品科学班など3グループが発表し、全校生徒約460人が耳目を傾けた。学校代表は今月末の県大会に出場する。

 

 農業クラブは全国のすべての農業高校生が加盟。生徒たちが日頃の学びから得た意見や研究成果を発表したり、農業技術を競ったりの大会を開いている。同校は毎年、春休みの課題に▽食料生産▽環境▽文化生活―に関する作文を求め、校内発表会に臨むクラス代表を決めている。

 

 個人の発表のうち、最優秀賞に輝いた3年の女子生徒の演題は「つながりでみつけた夢」。夏休みに訪れた畜産農家での体験を「農家の方々が将来の希望を楽しそうに語ってくれた」などと振り返り「私も農業系の大学で牛について学び、獣医師の免許を取って地元へ貢献したい。現実的には牛に関わる仕事に就ければだが、夢に向かって前進していく」と未来を見据えた。

 

 優秀賞はいずれも2年生の女子生徒2人が選ばれた。一人はニホンジカによる農作物被害に伴う駆除の必要性を説明した上で「命の恵みを大切にするためにも食肉の有効活用が大切。ジビエの推進で自然と共栄できれば」と指摘。もう一人の女子生徒は、「信州の伝統野菜」を後世に受け継ぐ方策に思いを巡らせ「若い感性で魅力的な食べ方を伝えられれば」と抱負を語った。

 

 意見発表に先立ち、同校の生活研究クラブとアグリ研究班、食品科学班がそれぞれ「梅味噌の研究」「里山を守る~シカとの共生をめざして」「広がる米粉ワールド」などと題して、研究の成果を披露した。

 

 個人の最優秀賞、優秀賞は全校生徒の評価の集計も加味して決めた。受賞者3人と研究発表の3グループは学校代表として、今月29、30日に木島平村で開く県大会に臨み、上位大会となる北信越、さらには10月23、24日に県内で予定される全国の舞台を目指す。

  

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