下農高生が今田人形“プロの技”学ぶ

学校・教育

[ 2013年 2月 1日 金曜日 15時50分 ]

 下伊那農業高校で30日、アグリサービス科食農科学コースの2年生20人が家庭科の「発達と保育」の授業で今田人形座の木下文子代表を講師に招き、伝統人形浄瑠璃の話や人形遣いの手ほどきを受けた。

 3年生になると課題研究の授業で自分たちで人形劇を作って保育園へ実習に行くことになっている。その事前学習として数年前から毎年この時期に今田人形座から講師の派遣を受けて行っている。ことしは仕事の都合で木下代表が1人で同校を訪れ、伊那谷の人形浄瑠璃4座の現状や小中学生のクラブ活動の取り組み、人形のしくみと手足の動かし方などを話した。

 後半は、実際に3人1組となり4体の人形を動かしたり、表情づくりなどを体験した。生徒たちの中には竜峡中学の今田人形クラブで活動した生徒もおり、最初はぎこちなかった生徒たちも手ほどきを受けて実演するうちに人形の表情や動かし方が生き生きとなり目を輝かせながら取り組んでいた。

 初めて人形に触ったという生徒らは「どうやったら人間みたいに動くか興味がある。顔を向けてから手足を動かすコツが難しいけど楽しい」、「人形が思った以上に重い。長時間高い状態にして持っているのはきついと思った。着物の中で眉毛や手、口を動かさないといけない。3人で考えながら一体の人形の役を演じなければ」とプロの技に驚いていた。

 家庭科担当の教諭は「プロの動かし方で命が入れられ人形が生きてくる。実際に体験できるのはありがたい」と話していた。

  

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