下農高生が体験学習「ひさかた御膳」作り

学校・教育

[ 2013年 5月 25日 土曜日 13時24分 ]

 下伊那農業高校アグリサービス科の1年生41人が23日、飯田市下久堅の柿野沢区民センターで「ひさかた御膳」の体験学習を行った。ひさかた御膳は、柿野沢区の住民が地元産の山菜や野菜を持ち寄り、工夫した郷土料理。県信州の味コンクールで「ふるさと賞」を受賞している。

 同校では「地域の豊かな食文化を実際に体験し学んでもらおう」と、市教育委員会の補助事業「高校生伊那谷体感プログラム」の支援を受けて2007年から1学年の校外学習として「ひさかた御膳」の体験学習を行っている。

 生徒たちは学校のバスで同センターに到着すると、事前学習として、柿野沢生産組合の活動について、元組合長の男性と婦人部の女性を講師に学んだ。また、市の地育力向上の取り組みについても、市教委の男性から話を聞いた。

 この後、2班に分かれ、ひさかた御膳とヨモギ入りの餅つきを午前と午後、交互に作った。ひさかたご膳の献立は、五平餅、みそ汁(午前の部)お吸物(午後の部)そばサラダ、炊き合せ、まんじゅうや山菜などの天ぷら、よもぎおやき、酢の物、こんにゃくの白和え、浅漬け、デザートの豪華な11品目。五平餅から酢の物までは、生徒たちが役割分担し、婦人部のメンバーら10人ぐらいから丁寧に教わりながら作った。

 家庭科の教諭は「地域の伝統料理を教えてもらうことができる。学校の授業ではできない。地元の味を学ぶ貴重な体験をさせてもらっている」と意義を強調した。

 午前中は餅つき、午後はひさかた御膳を作った生徒は「ヨモギを入れ餅をつくごとに鮮やかな緑色になった。炭火でみそを焼くにおいも好き」、五平餅を分担した2人の生徒は「熱くて焼くのが大変だったが、貴重な体験ができてよかった」と喜んでいた。

  

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