丸山小5年生が大平宿で体験キャンプ

学校・教育

[ 2010年 7月 23日 金曜日 8時33分 ]

 飯田市上飯田のいろりの里・大平宿で子どもたちの体験キャンプが始まった。21~22日は地元の丸山小学校、22~23日は鎌倉学園の体験キャンプが繰り広げられた。

 丸山小学校では、毎年5年生の学校行事として大平キャンプを行っている。ことしも112人が中型バス4台で大平入り。宿泊する民家8軒を掃除した後、紙屋で「小学校6年まで育った後、飯田の学校へ移った」という大蔵喜久夫さん(77)から大平の昔の様子について話を聞いた。

 お昼は弁当を食べ、川遊びをした後、夕食のカレーライスを作った。かまどでご飯を炊き、いろりでカレーを煮て食べた。夜はキャンプファイヤを囲んで歌やフォークダンス、花火、肝試しなどを楽しんだ。22日は朝食を自分たちで作って食べてから、自然散策を行い、昼前に学校へ帰った。

 大平は初めてという子どもがほとんど。同校の片山徹教頭は「ゆったりとした時間の中で大平の自然や歴史の息づかいを感じてほしい」と願った。

 大平宿が1970(昭和45)年に無住の里になってことしでちょうど40年。大平宿を「生活原体験の場」として保存に努めるNPO活動法人大平宿をのこす会の羽場崎清人事務局長は「利用者に支えられて残す民家として開放しているが、民宿ではない。不便である点はむしろ喜びとして、古き良さを生かして利用することが保存活動。火を使う生活、人間であることを再認識し、自然に親しむ場として大いに利用してほしい」と話している。

  

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