乗船賃ためてライン下り 龍江小3年生が地元学習で

学校・教育

[ 2015年 10月 17日 土曜日 13時00分 ]

 飯田市立龍江小学校3年生の児童25人が16日、地域学習の一環として地元の天竜川のライン下りを体験した。自分たちで乗船賃を捻出するため、花の苗育成や販売など春から活動を続けており、念願の乗船に感慨もひとしおだった。

 地元のことを知ろうと、総合学習の時間に今田人形をはじめとする地域の魅力について学んできた児童たち。「ライン下りを体験しよう」との意見が出た際、乗船賃がかかることに気付き、自分たちでためることを決意した。

 マリーゴールドやサルビアの種から苗を育て、保育園に通う母親たちなどをターゲットにした販売も実施。収益金をためて、この日を迎えた。

 天龍峡港で係員からライフジャケットを受け取り、安全確認をして順に乗船。秋晴れの空の下で出港すると、笑顔の面々が並んだ。

 地元であっても、川面からしか見られない初秋の風景もあり、満喫しながら唐笠港まで川下りを楽しんだ。

 児童のおよそ半分は乗船未経験者。児童の一人(8)は乗船前「いつも上から下っている人たちの姿を見てきたけど、乗るのは初めて。どんな風景が見られるのかわくわくする」と話した。

 担任の教諭(48)は「自分たちの古里を学び、体験することで深い印象を残し、将来、その魅力を語れる大人になってほしい」と願っていた。

  

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