京都府立大の地理研メンバーが天龍村調査

学校・教育

[ 2012年 8月 20日 月曜日 9時41分 ]

 天龍村の文化や歴史、自然を学び、日本の地方の在りようを学ぼうと京都府立大学の1―3回生でつくる地理研究会のメンバー26人が17日、来村した。26日までの日程で村施設で自炊し、村民らの案内で村内調査をする。

 同会は日本の地方を象徴する中山間地や島などで夏期休暇を過ごし、地域住民と触れ合いながら学ぶことを活動の中心に据えている。

 昨年からの準備で、同村など複数の候補地を絞って自治体に打診。「役場が積極的に協力して下さった」として、同村での活動を決めた。

 文化歴史、自然、社会の3班に分かれて調査。文化歴史は坂部や大河内、向方などを訪ねて郷土芸能や地域史について、自然はウオーキングを重ねて天竜川水系の水質や植生などを、社会は林業や教育、福祉の分野などを調べる。村民たちも協力し、講師やガイドとして参加する。

 学生たちは滞在中、村の施設を借りて自炊する。共同生活をすることで、社会性を身につけることも狙いの一つだという。

 17日には全員で村役場を訪問し、感謝を伝えた。大平巖村長は「村内は親切な人ばかりなので、遠慮せず、しっかり研究してほしい」とエール。職員らからも歓迎されていた。

 会長の男性は「一人一人が自分自身を磨き、成長することも狙い。日本のことをより良く知る機会にしたい」。副会長は「地域の方たちと関わりながら調査し、私たち自身の社会性も身につけていければ」と話していた。

 後半はOBにあたる4回生も加わり、総勢30人で活動。最終日までに中間まとめを行い、発表会を開く予定で、大学に戻った後、全員がレポートを作成する。

  

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