今年も飛来し使ってね!

学校・教育

[ 2021年 2月 26日 金曜日 15時02分 ]

 天龍村の天龍小学校の全校児童18人が26日、毎年5月初旬に村に飛来する渡り鳥、ブッポウソウ用の巣箱を作った。村民有志でつくる「ブッポウソウを守る会」も協力。児童らは、今年も飛来して巣箱に入ってくれるよう願いを込め、約30箱を完成させた。

 村鳥で県の特別天然記念物に指定されるブッポウソウの保護を目的に、1998(平成10)年から続ける活動。毎年、巣箱作りをはじめ、設置、観察、営巣後の回収などを行っている。

 児童数の減少が続いていることから「児童らの負担を軽減しよう」と、19年度に活動を支援する「守る会」が発足。村民と児童らが一体となって、保護活動に携わっている。

 この日は、村産のスギ板にくぎを打ち付け、巣箱を組み立てた。6年生ら上級生が慣れた手つきで作業を進める一方、初体験の1年生は、先生や守る会のメンバーらに教わりながら、慎重に作業を進めた。

 板の重ね方を間違えてくぎを引き抜くなどのハプニングがあったものの、無事に完成すると満面の笑みで喜び、「早く設置したい」と声を上げた。4月中旬に村内の15カ所余りに設置する計画。

 6年生男子児童の一人(12)は「ブッポウソウが快適に過ごせるよう、丁寧に作ることを心掛けた。今年もたくさんのブッポウソウに飛来してもらいたい」と期待した。

 昨年は4月28日に「一番鳥」が確認されて以降、各所の巣箱でつがいとなり、産卵、ふ化、給餌に飛び交う姿が見られ、7月下旬までにすべての鳥が巣立った。同校によると、設置した30箱のうち使用した痕跡があったのは6割ほどだったという。

◎写真説明:慎重にくぎを打ち巣箱を作る児童

  

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