今田平で東京の中学生が田植え体験

学校・教育

[ 2013年 5月 15日 水曜日 9時46分 ]

 東京都の実践女子学園中学校の2年生が13、14の両日、飯田市龍江の農業法人今田平(大平盛男社長)を訪れ、田植えの体験を行った。13日には140人、14日は160人が大きな田んぼにずらりと並んで一斉に田植え。都会の子どもたちは初めての田植えに歓声を上げて喜んでいた。

 同校は毎年、移動教室の名目で体験旅行を実施。農業体験は食育の一環、自然体験として続けられる。今回は2泊3日の日程で、飯田市での農業体験と岐阜県恵那市での学校創設者の墓参りを行った。

 13日に今田平を訪れた生徒らは、苗の持ち方や植え方などの指導を聞くと田んぼへ移動。長さ75メートルほどの田んぼ両脇に140人が並ぶ壮観な光景が見られた。合図に合わせて田んぼに足を踏み入れた生徒たちは、冷たくてぬるっとした泥の感触に驚き、歓声や悲鳴を上げた。

 その後は3本ずつ苗を手に持つと、田んぼに張らせた綱に沿って植え込み、一列ずつ綱をずらしながら約1500平方メートルの田んぼを植えきった。

 「都会に住んでいるとご飯となって出てくる前の状態を知る機会がない。体験することで何かを感じ取ってもらいたい」と同校学年主任の教諭。同校教頭は「食育の一環で米のことに触れる。わずかな体験ではあるけれど食に対する意識を持ってもらえたら」と話していた。

 今田平では南信州観光公社を通じて今シーズン25校ほどの体験旅行を受け入れる予定。田植えだけでなく果樹の摘果作業、イチゴの収穫などのメニューを行う。

  

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