仕組みや仕事を目で確認 豊丘南小5年生が小渋ダム見学

学校・教育

[ 2017年 6月 8日 木曜日 15時30分 ]

ダムの内部を見学する児童ら

 豊丘南小学校の5年生42人が8日、中川村の小渋ダムを訪れ、ダムの内部や管理事務所などを見学し、ダムの仕組みや役割をはじめ、どんな仕事が行われているのかなど、実際の現場を見ることで学んだ。

 社会科の授業で、4年生時から治水について学んできた児童ら。下流域の水害を防ぐとともに、豊丘村や松川町、喬木村など、小渋川合流点下流の天竜川左岸一帯にかんがい用水を供給したり、発電用水を供給したりと、自身の生活と密接な関わりを持つ小渋ダムについても理解を深めてきた。

 学習を進める中、ほとんどの児童が実際にダムを見たことがなかったため、現場を見ることで学んだことの再確認や新たな発見をしてもらおうと、見学会を企画。国土交通省天竜川ダム統合管理事務所の協力を得て、実施した。

 この日児童らは、同事務所職員の説明を聞きながら、ダムの内部などを見学した。放水ゲートから大量の水が流れ出す様子を真横から見たり、点検用通路を歩いたりと、普段は見ることのできない場所に興奮気味。ダムの最下層にあるたわみ測定装置の前では、「見た目ではわからない程度だが、ダムは水圧や温度の影響で動いている」との説明に、驚きの声を上げていた。

 西尾大地君(10)は「ダムを見るのは初めて。少し怖かったけど、放水の様子など、実際にダムでどんなことが行われているのか、目の前でみることができて良かった」と話した。

 同事務所の笠原泰明副所長は「ダムと関わりのある地域の子供たちに、役割や仕事を知ってもらえるのはうれしいこと。子供に限らず、地域の多くの皆さんにも知っていただきたい」とし、「見学会の希望など随時受け付けている」と話した。

  

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