制約の中 青春キラリ

学校・教育

[ 2020年 8月 29日 土曜日 14時14分 ]

 飯田風越高校は28日、第67回「風越祭」を飯田市上郷黒田の同校で開いた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため一般公開はせず、規模を縮小しての開催となったが、生徒たちはいきいきとした表情で充実した1日を過ごした。

 前半はダンスや書道、吹奏楽、軽音楽、空手道、弓道、フォークソング、コーラス、演劇、茶道の各部による発表、美術、華道、家政、生物部の展示のほか、職員展、クイズラリーもあり、クラスTシャツを着た生徒たちは別の部に所属する友人の発表に拍手を送った。

 このうち書道部は、書道パフォーマンスを体育館で披露。引退間近の3年生が音楽に合わせたダンスを織り交ぜながら、ダイナミックな筆致で大型作品を仕上げると、両脇に控えていた1、2年生が棒を使って垂直に立て、来場者に見せた。

 「時の流れは早いが、一日一日を大切にしよう」という思いを込め、大きな筆を振るった部長(17)は「3年間はあっという間だったけれど、毎日が充実していた。この部活で過ごした日々は私にとって宝物」と目に涙を浮かべながら話し、苦楽を共にした同学年の仲間や後輩、顧問らに感謝した。

 後半はクラス対抗、部活動対抗のリレーなどで盛り上がり、花火の打ち上げでフィナーレを迎えた。

 実行委員会の役員たちは、新型コロナウイルスの感染が拡大した場合「本番直前であってもやめる場合がある」という条件のもと「やれなかったとしても、それまでの道のりが心に残ればいい」いう思いで準備を進めてきた。

 3年の実行委員長(17)は「結果的にやれてすごく良かった。多くの人から楽しもうという気持ちが伝わってくるのがうれしい」と笑顔で話した。

◎写真説明:有終の美を飾った書道部の3年生

  

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