動植物の生態学ぼう 和田小にビオトープ完成

学校・教育

[ 2017年 9月 29日 金曜日 15時43分 ]

ビオトープに水生生物を放流して完成を祝った記念式典

 飯田市南信濃の和田小学校(矢崎基(もとし)校長)が学校環境緑化モデル事業として整備を進めてきたビオトープが完成し、29日に同校で記念式典を開いた。児童や来賓がメダカなどの水生生物を放流すると「泳いでる!」と動きを追って観察を楽しんだ。

 子どもたちに動植物の生態を学んでもらおうと、本年度事業でローソンの「緑の募金」を活用。全国の各店舗に設置されている募金箱に寄せられた寄付金のうち、50万円の助成を受けた。

 ビオトープは校舎正面玄関横に以前からあったコンクリート製の観察池の半分を利用。3メートル四方を自然石で囲み、カキツバタやミソハギ、ハンゲショウなど5種類の木々50本以上植えて緑化を進めた。

 式典には全校児童48人に加え、飯田市山林協会や県、ローソンなどの関係者が参加。ドジョウやメダカ、タニシ、ヤマトヌマエビなどを放流して完成を祝った。矢崎校長は「さまざまな生き物が維持できるビオトープと、豊かな自然が共存していく環境を学びに生かしていきたい」と話し、関係者に感謝の気持ちを伝えた。

 児童代表で放流も行った児童会長の山本紗奈さん(12)は「生物の観察に使わせてもらいたい。どんな生物が来るのか、今からわくわくしている」とお礼の言葉を述べた。

 県内では2005年度から始まった同緑化事業。本年度は和田小と飯山市の木島小の2校にそれぞれ50万円を助成した。飯田下伊那では08年度の上久堅小、10年度の浪合小に続く3校目。

  

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