千代小5年生が炭焼き体験

学校・教育

[ 2015年 11月 18日 水曜日 9時30分 ]

千代で児童が炭焼き 飯田市立千代小学校の5年生5人がこのほど、地元の住民団体「墨窯夢倶楽部」の指導を受けながら炭焼きを体験した。縦約90センチ、横約60センチのドラム缶窯にまきを詰めて火入れを行ったほか、囲炉裏を使って炭火でサンマを焼いて味わうなど炭の利用方法を学んだ。

 

 総合学習の一環として炭の特徴や活用方法を研究している児童たち。ゆくゆくは炭の消臭や殺菌、防腐効果を利用して、学校や地域で役立つものを作ろうと学習活動に意欲を燃やしている。同倶楽部の男性らが講師となって事前学習を行い、この日は炭焼きの実践に挑戦した。

 

 千代野池の釣り堀近くある炭焼き窯を使い、コナラや桜、クリなど数種類のまきを詰めてふたをし、赤土で目詰めを行った児童たち。ドラム缶窯の隣りには縦約2メートル、横約1・5メートルの新しい初窯もあり、塩で清め、一人一人が玉串を奉納して安全祈願を行った後、両窯に火を入れた。炭は1―3日ほどたき続けるという。

 

 ほかにも炭をのこぎりで切断し、樹種による断面の違いを見て、今後の学習の参考にした。男子児童の一人(10)は「理科の実験で炭を使って電気を発生させることもできた。学んだ知識を生かしていろんなことに挑戦してみたい」と話した。講師らは「災害でガスや電気が止まると困る。そんなときは、きょうの山間地での炭焼き体験を生かしてもらいたい」と児童たちに呼び掛けた。

  

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