命慈しみ過ごして 飯田女子短大で釈尊降誕会

学校・教育

[ 2017年 5月 10日 水曜日 16時10分 ]

釈尊像に甘茶を掛ける学生(飯田女子短大で)

 飯田市松尾代田の飯田女子短期大学(高松彰充学長)は10日、釈迦の誕生日を祝う仏教行事「釈尊降誕会(しゃくそんごうたんえ)」を同短大講堂で開いた。学生や教職員らは、花御堂に安置された釈尊像に甘茶を注いで、釈迦の誕生を祝った。

 親鸞聖人を開祖とする浄土真宗の教えに基づく教育を行う同短大で、釈迦の誕生日(4月8日)から1カ月遅れで開く宗教行事。

 釈迦の誕生をたたえるとともに、自らがこの世に生を受けた意味と感謝の気持ちについて考える機会とし、学生が主体となって企画・運営している。

 この日は、さまざまな花で飾られた花御堂をステージに設置。真宗宗歌と献灯・献花、礼拝に続き、教職員や学生代表が釈尊像へ甘茶を掛ける「潅仏(かんぶつ)」を行った。

 高松学長は、儀式の由来となった釈迦誕生のエピソードについて「命は何よりも尊いことを伝えるための説話」と説明。

 「人は失った時、初めてそのものの大切さを感じる。将来接することになる患者やお年寄りは、あなた以上に健康や命の大切さを理解している。その人たちと同じくらい、命を慈しみ大切にして毎日を過ごして」と呼び掛けていた。

 閉式後には甘茶の集いを開き、自由に潅仏を行った。

  

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