和田小で小中連携・一貫教育推進委員会

学校・教育

[ 2015年 11月 2日 月曜日 8時27分 ]

 本年度の第3回飯田市小中連携・一貫教育推進委員会(塩沢一志委員長、29人)は30日、南信濃の市立和田小学校で開いた。本年度から実施している同校と上村小との集合学習の授業の視察などを行い、遠山中学校区で進める連携・一貫教育の取り組みの成果や課題について聞いた。

 集合学習は近隣の2校以上の児童生徒を一カ所に集めて学習を行う教育方法で、同校区では和田・上村小が実施している。この日は両校の3年生が国語、5年生が算数を行った。3年生の授業では、社会見学で学んだ内容について2年生に向かって発表。また6年生の外国語活動で、遠山中の教諭が出前授業を行った。

 委員会では、和田小の横田則雄校長が集合学習での取り組みを紹介した。両校の交流をさらに深化させようと本年度から開始した集合学習では、一方の児童がもう一方の学校に出掛けて半日一緒に学習。本年度は年2回、1週間連続で実施した。上村小には2、6年生がいないため、同校を会場とする場合は1、3―5年生が集合して行っている。

 横田校長は「普段と異なる意見や感想を持った友が加わることで、新鮮な発想や視点の転換を図ることができる。職員も他校の子どもたちや授業に関わることで、新たな指導観や児童理解に気付くことができた」とする一方、「異なる学校の児童と仲良くなるための手立てが分からない子がいる。コミュニケーションにつながる指導が必要」と語った。

 続いて上村小の矢澤善夫校長が校区全体の取り組みを報告。目指す子ども像を「郷土を愛し、社会の一員として、自立した生活ができる子ども」とし、各校の児童生徒と教職員間での交流や地域との連携を進めた成果を挙げ「事業について地域へ発信するとともに、地域からの要望を受けとめたい。教職員からのアイデアを生かしてボトムアップを強化できたら」としていた。

  

関連の注目記事

powered by weblio