売木村が「花まる学習」導入へ 中学は全国初

学校・教育

[ 2017年 2月 3日 金曜日 15時42分 ]

花まる学習会の教育授業を体験する売木小の児童たち

 売木村は学習塾「花まる学習会」(さいたま市)と提携し、新年度から同会が開発した教育カリキュラムを村小中学校の学習に導入することを決めた。3日は同会から担当講師が訪れ、児童や生徒を対象にプレ授業を開催。子どもたちは見たこともない新しい形の教材を使った問題に積極的に挑戦した。小学校は中南信初、公立中学校は全国で初めての導入になる。

 

 「魅力的な人、メシが食える大人」をテーマに、学力の土台構築を目指し、学ぶ意欲や思考力、学習習慣の向上を図る同会の教育方針に村が共感した。昨年11月から清水秀樹村長や教育委員会で視察を重ね、12月に村議員、PTAも含めた説明会を開催。導入に向けて準備を進めてきた。

 

 この日は子どもたちを対象にしたプレ授業を初めて開催。28人の児童に対し、同会の講師新井征太郎さん(35)がアルファベットが書かれたブロックを使う図形の勉強をはじめ、音読や計算、視写など用意した教材を使いながらテンポよく進めた。

 

 一瞬見せられた図形を作り上げる問題では、回答を導き出した児童たちが「できた!楽しい」と手を挙げて喜んだ。解けていない友だちに教えるなどチームワークや学び合うことの重要性もカリキュラムに盛り込まれているという。

 

 両校は新年度から導入する方針で、小学校は平日の毎日、中学校は週3回、朝の学習時間を活用する。毎月1回は同会から講師が訪れ思考力授業を展開する予定だ。新井さんは「将来自分の足で歩いていける人間になれるよう、学習の基盤をつくることができれば」と話した。

 

 プレ授業を見守った同村の菊川和広教育長は「学力も大切だが、率先して大きな声で発言できる、あいさつできる元気な子、状況判断できる子に育ってもらえるよう、新しい教育法を有効活用していきたい」と期待を寄せた。

  

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