売木村で山留の中学生が田植え

学校・教育

[ 2012年 5月 23日 水曜日 15時58分 ]

 売木村の山村留学「売木学園」の中学生6人がこのほど、村中心部の交流センターぶなの木近くの田んぼで田植えを行った。生徒たちにとって、いずれも初めての田植え。泥だらけになりながら、のどかな農作業を楽しんだ。

 田んぼに集まった山村留学生は、機械植えと手植えの両方に挑戦した。まず行った機械植えでは歩きづらい泥の中をまっすぐに進めるのに一苦労。半分ほどを植えた後、残りを手植え。松村増登村長や小野田昭義教育長らも加わり、2時間ほどかけて植えきった。

 千葉県から来ている売木中2年の女子生徒は「売木は星がきれいで素敵なところ。田んぼは最初、泥が気持ち悪かったけど、あったかくていいかな」と話す。東京都から来た売木中2年の男子生徒は「学校まで歩くのが大変だけど自然がきれい。みんなやさしくしてくれる」と話していた。

 同村の山村留学は昨年度まで財団法人育てる会により運営されてきたが、村が積極的に関わろうと今年度から村教育委員会が実施主体となった。都会からの中学生6人が4月から1年間、共同生活や農家でのホームステイで山里の暮らしを体験する。

 農作業や釣り、アウトドアの体験などもあり、このうち農業では田んぼのほか、各生徒が1畝(うね)5メートルを自分の畑として使い、好きな野菜を栽培している。

 昨年度までは山村留学センターのある岩倉周辺の田んぼを借りていたが、今年度から活動のエリアを拡大。センター近隣だけでなくより多くの住民に見てもらおうとねらう。

 子どもたちと一緒に田植えを行った松村村長は「これまでも多くの村民に支えてもらっているが、活動のエリアを広げたことで、近隣だけでなく村中の皆さんに山村留学生の活動を見ていただけるのでは」と話していた。

  

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