小中全校生徒で野焼き 売木村 1日掛かりで土器完成

学校・教育

[ 2014年 10月 1日 水曜日 13時23分 ]

 売木小中学校は29日、学校校庭で恒例の野焼きを行なった。児童33人と生徒12人が事前に作って乾燥させておいた土器やお面を集め、木材を燃やして1日掛りで焼き上げた。子どもたちは授業の合間を見ては経過を観察し、「攻め焚き」にも参加して完成までを体験した。10、11の両日、同校で開く文化祭で展示する。

 自然体験を目的に、ことしで7回目。市販の粘土に同村の赤土を混ぜ、2学期初めにさまざまな形の器などを作った。

 この日は午前8時に丸太の空焚きを始め、その周囲を囲むように土器を設置。数十分おきに土器を回転させながらあぶりを行い、昼ごろから中焚きに移行した。土器は炎の温度が400度前後になると粘土の有機物が燃え始めてこげ茶から黒色と変化し、最後に木材を積み上げて行なう「攻め焚き」で一気に800度まで温度を上げて焼き上げた。

 子どもたちも土器の強度を上げるため、各自がダンボールでお面を作って熱風を防ぎながら土器を回転させたり、最後の攻め焚きには教員らが積み重ねた木材の上に小さな角材を放り投げて野焼きに参加した。木材が灰になると土器が姿を現し、バケツに用意した水の中へ投入して「やきしめ」を行うと、茶褐色色に変化した見事な土器やお面が出来上がった。

 初めて参加した同小1年の女子児童は「火がとても熱かったけど楽しかった。上手に焼きあがるか楽しみ」と話し、4回目という6年の男子児童は「これまでもあまり割れたことはなく、今回もうまくできあがってもらいたい」と完成を楽しみにしていた。

  

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