飯田市松尾代田の飯田女子短期大学(高松彰充学長)の第54回入学式が3日、同短大講堂で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して開催。真新しいスーツに身を包んだ新入生217人が、学生生活をスタートさせた。
新入生と教職員のみ出席し、マスクを着けて式に臨んだ。高松学長が全員の入学許可を宣言し、式辞を述べた。
新入生を代表して登壇した看護学科の女子生徒(松川町出身)は、感染防止のため厳戒態勢を敷く中での式挙行に感謝し「新たな学生生活に期待を寄せ、それぞれの夢への一歩を踏み出せたことをうれしく思う」と語った。
「私たちは自ら描く夢に向かって幅広い専門知識や技術を身に付け、多くの仲間と切磋琢磨して高め合うことを誓う」と力強く宣誓した。
式典終了後、新入生は記念写真撮影とクラスミーティングに参加した。
新入生は家政学科99人、幼児教育学科51人、看護学科47人、専攻科20人だった。3学科の入学生の出身地は県外9人、北信5人、東信6人、中信16人、南信161人。このうち飯田下伊那地域は102人だった。
◎写真説明:宣誓する生徒(飯田女子短大で)