大鹿中学校で歌舞伎の公演会

学校・教育

[ 2017年 10月 2日 月曜日 15時32分 ]

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 大鹿村の大鹿中学校(増田正校長)で1日、40年以上の歴史を誇る中学生歌舞伎の公演会を文化祭に合わせて開いた。約200人が村内外から集まり、19人による「鎌倉三代記 三浦別れの段」に拍手と声援、おひねりをおくった。

 大鹿歌舞伎が重要無形民俗文化祭に指定されてから初の中学生公演に自信を持って臨もうと、生徒たちは事前学習と練習に力を注いできた。

 「鎌倉三代記~」は大阪夏の陣を題材にし、鎌倉時代に舞台を置き換えた外題。自分を捨てた父につくか、婚約者につくか悩む時姫(千姫)、戦場に向かう三浦之助義村(木村重成)、佐々木高綱(真田幸村)らの心情を生き生きとした動きとせりふで表現した。

 見得を切る場面などでは掛け声とともに多くのおひねりが舞台に投げられた。

 例年観劇している中川中学校は来場できなかったものの、中学生歌舞伎を研究している法政大や三重大の学生、SYMS(しんきん若手経営者の会)の会員、観光客などが訪れ、盛況だった。

 指導にあたった歌舞伎保存会員は「かつてないほど大勢の方が来てくれた」、学校職員も「4年前は100人いるかどうかだったが、お客さんは着実に増えている」と喜んだ。

 松本市から訪れた女性は「一度見てみたかった。長いせりふ、歌や囃子に合わせたふりがとてもきちんとしているし、役になりきっていて素晴らしい」と手放しでたたえた。

 上演前には1年生が映像を交え、飲食をしながら観劇できるといった大鹿歌舞伎の特徴、おひねりの投げ方、「ヨッ」「待ってました」といった声の掛け方などをクイズ形式で説明。あらすじ、登場人物の分かりやすい説明もあった。

  

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