大鹿中3年生が路線バス乗車体験~高校進学後の安心に~

学校・教育

[ 2014年 3月 17日 月曜日 16時43分 ]

 高校進学を前に、南信州地域交通問題協議会は14日、大鹿村の大鹿中学校3年生5人を対象にした路線バスの「乗り方ワークショップ」を村内で開いた。生徒たちは乗降の注意点などを聞き、実際にバスに乗って安全な利用方法を確認した。

 公共交通の乗り方ワークショップは国の地域協働推進事業の一環。地域の公共交通に対し1人でも多くの子どもに関心をもってもらう狙いで、中学生を対象にしたワークショップは初めて。

 村総務課によると、村内の多くの子どもは、公共交通を利用して村外に出る機会がほとんどない。

 同協議会は作成した乗り方ガイドブックに基づき、乗る前に行き先表示板を確かめるよう指摘した。生徒たちは整理券を1枚ずつ取って乗車し、目的のバス停の放送が流れた後に近くにある降車ボタンを押し、料金を支払って降りる―までの流れを確認。両替機や運賃箱の使い方、運賃表の見方、乗車中のマナーなども教わった。

 同村―松川町間の路線バス大鹿線を運行している伊那バス(伊那市)の職員も参加。JR飯田線に合わせてダイヤを設定しているといい「高校通学など安心して利用してほしい」と呼び掛けた。

 村は村内在住の高校生を対象にした無料乗車券を2012年から発行しており、生徒たちは4月から3年間、路線バスを自由に利用できる。3年の女子生徒(15)は「路線バスを利用したことがなく、いろんなことを知ることができた」と話した。

 同協議会は今後も、中学3年生や高齢者を対象にした同様のワークショップを各地で開く予定。ガイドブックの他、関係市町村のイメージキャラクターをあしらったA4判のクリアファイルを活用し、身近な公共交通を安心して利用してもらえるよう取り組んでいく考えだ。

  

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