天竜川春の自然観察会開く

学校・教育

[ 2012年 6月 13日 水曜日 9時27分 ]

 国土交通省天竜川上流河川事務所と松川町は10日、同町内の天竜川河川敷で、河原に自生する固有植物について学ぶ「天竜川春の自然観察会」を開いた。町内外から親子連れら約60人が参加。川の生き物の観察や外来植物の駆除体験などを通じ、守るべき在来植物や豊かな自然環境について認識を深めた。

 同町内の天竜川河川敷には、全国でもごく限られた場所にのみ生育する希少な植物、ツツザキヤマジノギク(町天然記念物)が自生する。同花は、県レッドデータブックの最も絶滅の危険性の高い種(絶滅危惧ⅠA類)に指定され、希少野生動植物保護条例の保護対象種となっている。その一方で近年は、オオキンケイギクやアレチウリなど多くの外来植物が侵入し、在来植物の生育を脅かしている。

 同事務所では、固有植物の保全活動の一環として、3年前から春と秋の年2回自然観察会を開催。広く住民に天竜川周辺の動植物の多様性を実感してもらうとともに、固有植物と外来植物の見分け方や駆除方法などを伝えている。

 この日はまず、天竜川支流で川の生き物観察を実施。子どもらは川の中に入ると、網を使って川底などをすくい、網の中にドジョウやカワムツの姿を見つけると、「獲れた!」と大きな声を上げ笑顔を見せていた。続いてオオキンケイギクの駆除作業に挑戦。カワラサイコやカワラヨモギなどの固有植物についての説明を受けながら、作業に汗を流した。オオキンケイギクの駆除は、種子が飛散する前の6―7月ごろに根こそぎ抜き取るのが効果的という。

 同事務所では「こうした活動を通じて、地域の宝である固有植物を守る気持ちが広がっていけばうれしい」と話していた。

  

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