天龍中、村産ヒノキで看板作り 3年生が卒業記念に

学校・教育

[ 2017年 1月 31日 火曜日 15時04分 ]

かんな掛けに挑戦する天龍村の児童や生徒たち

 天龍村の天龍中学校3年生5人が、卒業記念に村産のヒノキを使った看板製作に取り組んでいる。小学校と合わせて計4枚作り、書家で前村長の大平巌さんに「卒業証書授与式」「入学式」と揮毫(きごう)してもらい完成させる。30日は生徒らがかんな掛け作業に励んだ。

 

 村誕生60周年記念事業と位置付ける中学校の取り組み。木を切り出して加工し、書を入れるなどして作る木工を趣味としてきた同村大河原地区の竹田保彦さん(89)が、以前に製材した樹齢70年のヒノキ板を同校に寄贈した。

 

 生徒たちは昨年夏ごろから取り組みを開始し、大きな板をのこぎりで縦170センチ、幅50センチほどに切って調節し、やすりやかんな掛けを行って段差をなくす作業に励んできた。

 

 この日は生徒5人に加え、来年同中に入学する天龍小6年生2人も参加して大詰めを迎えた。生徒が板を抑え、児童にかんなの掛け方を優しく教えると、同小の中島茉緒さん(12)は「初めてで難しいけど、先輩の卒業記念に加われてうれしい」と話した。同中の宮澤聖奈さん(15)は「自分たちで作った看板で卒業式を迎えられる。小学生にも知ってもらい、代々引き継いで活用してもらえれば」と語った。

 

 6日に大平前村長に墨を入れてもらい、その後数回のコーティング作業を施して完成させる。うち2枚は小学校に寄贈し、両校の卒業式や入学式で校内に掲げる予定だ。

  

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