天龍中生徒が大鋸で製材体験

学校・教育

[ 2017年 7月 14日 金曜日 15時22分 ]

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 天龍村天龍中学校の生徒が14日、村民が提供した大鋸(おが)を使いイチョウやヒノキなどの地域材を昔ながらの人力で製材する技術科授業に取り組んだ。生徒たちは刃の長さが約50センチもある大きなノコギリを体全体を使って引き、卒業製作する下駄箱の一部や木製ハンガーにする板材を切り出した。

 100年ほど前に使われていたとされる大鋸5丁が自宅に保管されていた同村平岡の山の宿「加満屋」主人熊谷秀敏さん(48)が木育の一環として協力。長年使われることなくさび付いていた刃は、松本市の目立て職人に持ち込んで研いでもらい、この日は2丁の大鋸を使った。

 生徒たちは校内から切り出した直径約40センチ、長さ110センチ余のイチョウの丸太に向かい合い、顔が隠れるほどの大きな刃を時間をかけて少しずつ上下させて切っていった。

 1、2年生7人は木製ハンガーに、3年生7人は卒業製作で作る生徒用下駄箱の一部に活用する予定で、3年生の男澤夏帆さん(14)は「全然動かなくてびっくりした。下駄箱に形を変えていくのが楽しみ」と話した。

 熊谷さんは「まさか実際に使うことになるとは思わなかった」と語り、「村の資源でもある木を身近に感じてもらい、若い発想とアイデアで新たな加工品の誕生につながればうれしい」と期待した。

  

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