天龍小児童がブッポウソウの観察会

学校・教育

[ 2019年 7月 2日 火曜日 16時44分 ]

 天龍村立天龍小学校の4~6年生12人は2日、村役場近くの自慶院境内などで、ブッポウソウの観察会を開いた。役場屋上の巣箱では、6月28日に3羽、29日に1羽と、全4羽のひながふ化。児童らは、境内から双眼鏡を使い、給餌に飛び回る親鳥の姿を確認すると、「飛んできた!」「見えた!」と歓声を上げ、仲間と顔を見合わせ喜んでいた。

 観察を前に、自慶院の住職で「ブッポウソウを守る会」会長の盛正賢さん(67)が、ブッポウソウについてその希少性やこれまでの保護活動、今年の観察記録などについて説明した。

 今年は6月2、4、6、8日に1個ずつ卵が産まれ28日に3羽がふ化したが、昨年と全く同じ日に卵が産まれ、ふ化したことを聞いた児童は、驚きの表情。6年生の女子児童の一人(12)は「卵が産まれてからふ化するまでのタイミングが全部一緒ですごい。決まった周期があることを勉強できて良かった」と話した。

 盛さんは連日多くの愛好家が全国各地から観察に訪れていることに触れながら、「他の地域ではできない体験を、当たり前のようにできている。ブッポウソウが飛び交う自然豊かな素晴らしい村に誇りを持ち、皆でこの環境を守っていってほしい」と期待を寄せた。

 巣箱をつくり村内各所に設置するなど、地域とともに保護活動に取り組む同校では、20年ほど前から学校敷地内にも巣箱を設けている。これまで他の鳥が入ることがあってもブッポウソウが入ることは一度もなかったが、今年初めてブッポウソウが巣箱を使う姿が確認できたという。

 盛さんは「ようやく入ってくれた」と喜び、「学校でも巣立ちの時まで、やさしく見守ってほしい」と呼び掛けた。

◎写真説明:ブッポウソウを観察する児童ら

  

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