女子短大生と洋菓子店が新商品を開発

学校・教育

[ 2019年 2月 22日 金曜日 15時11分 ]

 飯田女子短期大学家政学科食物栄養専攻2年生と、洋菓子店「パティスリー マサ オオシマ」が共同開発した「はなワ~クッキー」が3月から、飯田市鼎下山の同店で販売される。千代のよこね田んぼで取れた米粉など地元食材を使い、学生が考案。21日、同市松尾代田の同短大で記者発表を行った。

 地元企業と連携しながら加工食品の企画立案、商品作成、ネーミングといった商品開発の過程を学ぶ、食品開発実習の授業の一環。同店とは2016年度から共同開発に取り組む。

 本年度も、オーナーシェフの大島正勝さん(43)から昨年11月に菓子作りの基礎を学んだ後、商品開発を進めた。

 今回は地産地消をテーマとし、日本の棚田百景に選ばれたよこね田んぼの米粉を生かした菓子を作ることに。8班に分かれて1品ずつ開発に取り組み、教職員が審査して、飯田下伊那地域の特産品である市田柿と、県内産のリンゴを使ったクッキーを提案した2班の商品化を決めた。

 この日は、市田柿のクッキーを提案した班のうち宮脇優さん(20)と澤井麻理子さん(同)、大島さん、開発に協力したよこね田んぼ保全委員会から、地域おこし協力隊の上原祐二さん(46)が出席し、商品化の経緯やクッキーの特徴について説明した。

 はなワ~クッキーは、ロシアのフラワークッキーをイメージした花形の菓子で、立案した同じ班の今村羽那さん(20)の名前にもちなんで命名。

 大島さんが学生から提案を受けた後、固さや油脂分などを調節して米粉を20%使用した生地を作り、シロップ漬けにしたり煮詰めた果物を載せて仕上げた。

 大島さんは「食べた時、米粉のプチプチとした食感が残る。市田柿はもともとジャムにしてクッキーの中に入れたものが提案されたが、生地の上に載せて焼いた後でも食感が残るようにした」と説明。

 宮脇さんは「小さな子どもからお年寄りまで、誰にとっても食べやすい菓子になった」、澤井さんは「地域の名産品を使っているので、こういった商品にすることで伝承していくことができたら」と語った。

 上原さんは「よこね田んぼで取れた米粉を素敵なクッキーにしてもらい、ありがたい。こういった立派な製品になるのは初めて。今後も協力して新しいものを作っていけたら」と話していた。

◎写真説明:短大生と洋菓子店が米粉クッキーを開発

  

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