学校に別れを惜しむ 泰阜南小の閉校式

学校・教育

[ 2009年 11月 24日 火曜日 11時57分 ]

 泰阜村立泰阜南小学校(近藤一彦校長)は21日、山田益盛先生記念学習発表会と閉校記念式典、語る会を開いた。全校児童、保護者、地域の住民など多くの人々が訪れ、来年3月に幕を閉じる同校との別れを惜しんだ。

 同校は1872(明治5)年の学制発布を受け、翌年には田本、大畑の2カ所に「福山学校」を開き、南山小学校、南山尋常小学校などと改称しながら南山教育を築き上げた。中でも1902(明治35)年から10年間校長を務めた山田益盛校長の功績は大きく「南小の宝」として大切に引き継がれてきた。

 1947(昭和22)年に泰阜南小学校となってから現在まで1619人の人材を輩出してきた。来年4月、泰阜北小学校と統合し、泰阜中学校に隣接する泰阜小学校が開校する。

 山田先生記念学習発表会では、各学年の児童が総合学習で学んできた内容を発表。このうち、6年生児童は、南小学校の跡地利用について、万人に利用しやすいユニバーサルデザインでの公園利用を提案。メダカのいるビオトープや市民農園など、子どもならではの発想で隣の特別養護老人ホームやすおか荘と一体的に利用できる利用法を提案した。

 閉校式典で松島貞治村長は「希望の見える小学校統合への閉校式だった。山田益盛先生の伝統を引き継いで、これからもがんばってほしい」と呼び掛けていた。

 式典終了後は、PTA主催による語る会が開かれ、世代ごとの卒業生が学校との思い出を語り合い、慣れ親しんだ学校に別れを告げていた。

  

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