安城市の児童が根羽村で通学体験

学校・教育

[ 2018年 8月 28日 火曜日 15時09分 ]

にぎやかになった3、4年生の教室

 矢作川を通じて交流のある愛知県安城市の児童が根羽村へ通学体験する「緑いっぱい山の小さな学校体験事業」が27、28の両日、根羽小学校で開かれた。

 2学期の開始時期の違いを利用した事業で3年目を迎えた。年々児童数が減少する中、多人数での授業や新たな友達とのコミュニケーション能力向上を図るほか、本年度から募集を開始する「親子留学制度」へつなぐ事業になっている。

 安城市からは4~6年生まで各学年8人ずつ、計23人が訪れた。初日は歓迎集会やレクリエーションで交流を深め、学年ごとに各教室での給食や清掃を行った。

 同校の清掃は高学年一人一人の担当場所が広いが、仲間が増えると作業もはかどった。2階廊下と階段を担当する6年の鈴木莉久君(11)は「2人でやるとすごい楽」と笑顔を見せ、安城市の杉俣龍之介君(12)は「ここを1人でやるなんて大変そう」と驚いた。

 3、4年生の算数の授業では、グループごとに問題の解き方を考えて発表。通常は3人の教室だが、この日は11人が活発に意見を交わした。片桐悠晟君(9)は「いろんな人の考えが聞けた」と話した。

 根羽小の友人宅や農家に宿泊し、2日目は水泳参観に参加。短時間の交流だったものの、すっかりと打ち解けて友達同士になった。根羽小6年の鈴木丈太郎君(12)は「去年もすぐに友達になれたのであんまり緊張しなかった」と語った。

 安城市の久守真央さん(10)は「とっても平和な学校。こっちのほうがいい。人数が少ないから発言してもきちんと聞いてくれるし、みんなとすぐに仲良くなれた」と喜んでいた。

 根羽村教育委員会は「親子留学制度」の概要をまとめ、今回の参加児童の家庭にパンフレットを配布したほか、安城市教育委員会を通じて市内全児童にも配布する。10月に安城市内で説明会を開き、11~12月に根羽村内の施設や住宅、学校などを見る体験留学会を予定している。

  

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