小規模校ならではの工夫 上村小で複式授業公開

学校・教育

[ 2017年 12月 7日 木曜日 15時32分 ]

上村小での複式授業公開

 飯田市立上村小学校は7日、2、5年と3、6年の各複式学級の授業を公開した。同校では少子化の影響を受けて2年前から複式授業を導入。この日は県内の教育関係者らが授業風景を見学に訪れ、小規模校での教育について学んだ。

 同小は1~3年生が各学年1人、4年生がおらず、5、6年生が3人ずつの計9人。今年の6月には複式授業の先進校である和歌山大学付属小学校を視察するなど、同小に適したスタイルを模索している。

 現在、県内で本格的に複式授業が行われていないことから、授業の様子を近隣の学校や教育関係者らに紹介しようと、公開を決めた。

 この日公開した授業は、2、5年生、3、6年生ともに算数。このうち2年生1人、5年生3人の教室には、正面の黒板に加えて移動式の黒板2台と電子黒板1台を設置。机をL字型に並べて授業を進めた。

 「1人学び」としてストップウオッチで問題を解く時間を決め、それぞれ集中して取り組んだ児童たち。担任の上島理歩講師が問題を出題しながら4人の進捗(しんちょく)状況を確認した。

 5年生は一通り解き終わると、学習リーダーの水嶋曉君(10)を中心にそれぞれの解答を発表し合って正しい答えを導いた。

 葭本直樹教頭は12月に市の小規模特認校に指定されたことに触れ、「上村小の特色をより一層出していく必要がある。今後も児童が主体的になって取り組める複式授業の方法を模索していく」と話した。

  

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