川路小児童が学有林で沢登り体験

学校・教育

[ 2015年 6月 4日 木曜日 9時06分 ]

 飯田市立川路小学校の1、2年生約30人が2日、同校近くの学有林で沢登り体験を行った。児童たちは木に縛ったロープを手繰り寄せて滝のすぐ横を登ったり、サワガニを見つけたりと大はしゃぎ。自然の中を探検しながら、20年近く続く保全活動への理解を深めた。

 学校横の川路保育園裏側にある学有林にはササユリが自生し、児童たちはマーキング活動をはじめ、薪作り、飯ごう炊さんなどの里山活動を行っている。

 沢登りは「早く学有林に慣れ親しみ、自然の楽しさや、手入れを行う作業の大切さを知ってもらいたい」と低学年を対象に企画。地元男性(72)の案内で元気よく探検に出発した。

 最初は浅い沢に虫を見つけて喜んだ子どもたち。昔稲作を行っていた1、2枚の田んぼ跡地を見学し、さらに歩を進めると現れたのは大きな滝。「すごい!」と驚きながら滝のすぐ隣に準備されたロープを使って滝の上に登ると、なかなか上がれない友だちには「がんばれ、がんばれ」と声援を送った。

 尾根に到達すると薄ピンク色のササユリが咲き乱れ、自然の美しさや楽しさを体験。1年生の男子児童(6)は「怖いところもあったけど面白かった」と目を輝かせた。

 子どもの安全第一に優しく案内した男性は「整備活動を行い明るい林にすることでササユリも増えてくる。いつかササユリの里になることを期待したい」と話していた。

  

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