市校長会が定例会開く

学校・教育

[ 2013年 6月 24日 月曜日 9時29分 ]

 飯田市立小中学校長でつくる市校長会(会長・尾曽善彦追手町小学校長、28校)は21日、本年度第2回定例会を高羽町の飯田文化会館で開いた。市教委と関係機関が、実施予定の事業や行事などについて報告。また牧野光朗市長が地育力による人材育成に関する講話を行ったほか、本年度から全中学校区で開始された市小中連携・一貫教育について会員と懇談した。

 最初に市教委と関係機関が、通学路の指定や三遠南信中学生交流・教員交流事業、特色ある学校行事・公開授業といった、本年度実施する事業や行事など11項目について報告した。

 続いて牧野市長が「地育力によるこころ豊かな人づくりの実現にむけて」をテーマに講話。地域の価値と独自性に自信と誇りを持った人材を育む「地育力」による人づくりの重要性を強調し「地域に貢献したいという意欲を持つ人材は、地域の皆さんと一緒に地域について学ぶことで培われる。いったんは地域を離れても、外で習得した知識や技術を生まれ育ったところに還元してくれる人が増えれば、持続可能な地域であり続けることができる」として、人材サイクル構築への理解と協力を求めた。

 続いて市小中連携・一貫教育をテーマに懇談を行った。同会と市長との懇談は初めて。学校ごとに連携・一貫教育の実状を報告し、取り組みの成果や課題について語った。

 学校と地域が連携した取り組みの成果については、連携・一貫教育のモデル校区として先行実施した竜東中学校区が、昨年度開いた「語り合う会」を紹介。校区内の児童生徒や保護者、地域住民らが集い、それぞれの夢や地域の将来像について語り合った。

 竜東中の溝上正弘校長は「地域との関わりを大切にした取り組み。地域の方からは、子どもたちの育ちに関わることができてありがたいという声もいただいた」と語った。本年度も実施する予定で「ふるさとを大事にしようという思いを世代を超えて共有し、理解が深まる場になれば」とした。

 遠山中の二木幸夫校長は「子どもたちが地域に残るのではなく外に羽ばたいていけるようにするべきでは」といった住民から寄せられた意見を紹介。祭りなどの地域文化を誇りに思う子どもの育ちを実感する反面、将来地域に戻ってきた時の受け入れについて不安を吐露した。

 牧野市長は、市が進める中山間地域の振興住宅建設や人材確保に向けた事業などを紹介し「遠山郷には素晴らしい文化がある。それを守れる担い手が必要。地域の自立のためには支援をいとわない。自分と一緒に頑張ってほしい」と話していた。

  

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