平和を語るピースミーティング開く

学校・教育

[ 2012年 8月 21日 火曜日 9時42分 ]

 平和のための信州・戦争展飯伊実行委員会(唐沢慶治委員長)は19日、ミニ戦争展「2012平和を考えるつどい」(南信州新聞社など後援)を飯田市鼎文化センターで開いた。子どもと若者が平和を語る集い「ピースミーティング」では、飯田下伊那の小中高生と社会人14人が、修学旅行や視察研修、平和バスの旅で育んだ平和を願う思いを共有した。

 ことしのミーティングには高森北小と高森中、喬木中、松川中、阿智中、飯田風越高、飯田長姫高の児童生徒、林の杜とゆいの里の若手職員が出席。広島・沖縄を訪れた活動と事前学習を紹介しつつ、戦争の悲惨さや命の大切さを自分の言葉で説いた。

 このうち沖縄を研修で訪れた飯田風越高3年の男子生徒は「戦争がなければ、自分と同じ年代で戦死した人たちにもその後の人生があった」「終戦間際に飢えで亡くなった人も多い。自分が家族だったらどれほどつらかったろう」と犠牲者の思いを代弁したほか、「エンジントラブルや事故が多いオスプレイは絶対沖縄に来てほしくない。沖縄に本当の平和が訪れるのは基地がなくなった後だと思う」と語った。

 9年前から沖縄と阿智を行き来する交流事業を続け、村内の小中学生を引率している阿智ちむわざ会の男性は「平和に興味がある若い人がこれほどいるなら、今後は村外の皆さんとも行動を共にしたいと感じた。一緒に複雑な事情を抱える沖縄に行き、頭を悩ませてほしい」と話していた。

 この日は原発事故の影響を題材にした飯田子ども演劇教室「ステージキッズ」による創作劇「明日へ…」の上演、映画「沈黙の春を生きて」の上映会も行われた。

  

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