平谷小学校で宇宙メダカの贈呈式

学校・教育

[ 2014年 5月 22日 木曜日 9時38分 ]

 1994年にスペースシャトル・コロンビア号で向井千秋宇宙飛行士が誕生させた「宇宙メダカ」の贈呈式が20日、平谷村立平谷小学校で開かれた。宇宙メダカは近隣の根羽小、売木小、浪合小へも寄贈された。子どもたちが飼育を通じて、生物の成長や宇宙への関心を高める狙いだ。

 宇宙メダカは脊椎動物として初めて宇宙飛行中に産卵・ふ化したメダカの子孫。7月27日に「宇宙メダカ研究会ひらや村全国大会」が同村で開かれることに関連した事業で、受け取った児童たちは飼育の結果を全国大会で発表する。

 宇宙メダカの小中学校での飼育は、宇宙への関心を高めるきっかけにと、宇宙メダカ実験の代表者、東大理学博士の井尻憲一教授の提唱で始まった。宇宙メダカ研究会の中心メンバーの一人、小池惇平さんが村出身という縁で、ことしの全国大会が同村で開かれることになった。

 贈呈式には小池さんら3人が訪れ、同校4、5年生6人に宇宙メダカや飼育方法について説明。「メダカは必ず死ぬけどあきらめてはだめ。水はどうだったかな、えさはどうだったかなと反省から方法を探って、へこたれない子どもになって」と呼び掛けた。

 子どもたちは宇宙メダカを1匹ずつ水槽に移し替えると、元気に泳ぐ様子を観察。宇宙メダカは順調に行けば6月中旬に卵を産むという。5年生2人が通常のメダカとともに飼育していく予定だ。

 5年生2人は「よく観察して丈夫で立派なメダカになるよう大事に育てたい」と意気込む。故郷の子どもたちの宇宙メダカの飼育に小池さんは「うれしいこと。飼育を通じて宇宙に関心を持ってもらい、この村から宇宙飛行士が誕生してほしい」と話していた。

  

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