手づくり線香花火に歓声

学校・教育

[ 2020年 10月 16日 金曜日 14時10分 ]

 阿南町新野の阿南第二中学校は15日、飯田市立石のアルプス煙火工業から花火師を講師に迎え、線香花火の製作体験学習を行った。半紙に火薬をのせてねじり、点火して火花の変化を見守った。

 理科の学習で金属の炎色反応が花火の着色に利用されていることを学んだ生徒ら。今年は新型コロナウイルスの影響で毎秋恒例の地区の煙火大会が中止になったこともあり、花火への関心が一層高まったという。

 興味や関心を学習に生かそうと、理科教員の坂卓磨さんがアルプス煙火に相談し、実現した。授業では同社が金属による炎色反応と花火についてを説明、実演し、線香花火の製作指導をした。

 生徒たちは幅2センチの半紙に火薬をのせ、ねじりながら包んで完成。点火して火球の形成や火花の変化を楽しみ、自作の花火に歓声を上げた。

 同地区の煙火大会で打ち上げを担っている同社。中学生を対象に行う体験学習は今回が初めてという。矢沢武彦社長(60)は「例年であれば忙しい時期だが、新型コロナウイルスの影響で期せずして訪れた機会。花火や花火師への親しみを増しえてもらえたら」と期待した。

 体験を終えた3年生の男子(15)は「さまざまな色があり不思議に思っていた花火の仕組みを知ることができ良かった。自作の線香花火もきれいに燃えうれしかった」と話した。

◎写真説明:線香花火づくりに挑戦する生徒ら

  

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