新型肺炎影響受け「また交流しようね」

学校・教育

[ 2020年 2月 26日 水曜日 15時29分 ]

 松川町中央小学校と北小学校の5年生が、昨年11月に交流した中国北京市の七一小学校5年生へのメッセージを作成した。新型コロナウイルスの影響で今後の訪問の見通しがつかない中、継続的な交流につなげたいと思いを込めた。

 中央小では、5年生3クラスを代表して5年3組の児童がメッセージを作った。「前回の交流楽しかったね。6年生になると勉強が大変になるけどお互いベストを尽くそう。また会えるといいね」という趣旨のメッセージを英語で書き、交流時の写真や松川町のリンゴ、中国のパンダの絵を描いた。

 メッセージを手掛けた児童4人は、七一小児童との交流を振り返り「英語が上手でフレンドリーに接してくれた」「中国の漢字を書いてくれた。日本の漢字とは違うけど上手だった」「また松川に来てほしい」などと語った。

 七一小は中国海軍の敷地内にあり、主に海軍の子どもたちが通う。昨年1月に中央小、北小の3者で連携協定を締結し、継続的な交流が始まった。

 昨年11月25~29日に七一小5年生24人が町を訪問。中央小と北小の両校で同学年の児童と交流し、全体での遊びや英語などの授業を受けた。

 今回のメッセージは当初、新型コロナウイルスの影響を受ける中国への応援を想定したが、国内でも感染者が次々と確認される中、前回の訪問のお礼と今後の交流に向けたメッセージに変更した。

 両校児童のメッセージは、交流を仲介する日本国際観光交流旅行(飯田市知久町)を通じて届ける予定。来年度の中国からの訪問は現在のところ未定だが、手紙やテレビ電話などでの交流も模索していく。

 高坂敏昭町教育長は「『世界とつながる』ということを町教育の重点の一つにした。外国の子どもたちと一緒に勉強する環境を形にしたい。子どもたちのメッセージが次の交流につながれば」と期待した。

 両校は、中国広東省深セン市の明徳実験学校とも交流するほか、JICA国際研修の学校給食視察も受け入れている。中央小の上松一成校長は「外国の人と直接出会えることは異文化・国際理解につながる。町独自の取り組みなので、学校としても前向きに続けていきたい」と語った。

◎写真説明:中央小児童が書いたメッセージ

  

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