旭ケ丘中で前庭の修繕作業

学校・教育

[ 2014年 7月 14日 月曜日 9時03分 ]

 飯田市立旭ケ丘中学校(羽生武彦校長、652人)は、全校作業で学校正面玄関前の「晴明の庭」の修繕作業を続けている。生徒自身が関わることで「学校の歴史を自分たちで作る」という思いを深めている。

 学校前の枯山水の庭は、開校2年目にPTA作業で作られた。5本の松と5つの大石があり「学ぶ」「働く」「忍ぶ」「考える」「信じる」という生徒たちの心を表している学校のシンボルだ。10年前の20周年の時にはPTAや地域有志で修繕作業を行ったが、新しい学校を自分たちで作ろうと全校での作業を続ける。

 同市北方の文吾林造園(原孝昭社長)と同市山本の伍福園(小田切通利社長)の協力の下、720平方メートルほどの庭の白川砂を集めて洗い、防水シートを張り替えて再び白川砂を戻す。

 8日から学年3クラスずつが交代で石集めの作業を開始。じょれんやみの、スコップなどを使って0・6立方メートルのフレコンバックに詰めている。11日には、1年生3クラスが石集めの作業に汗を流した。

 「皆で協力し合ってできるのはいいことだと思う」「見たことのない作業。完成したら自分たちで庭を直したと思えるはず」と生徒たちは話す。

 羽生校長は「地域の人々と作った庭をシンボルとして周年記念のたびに再生してきた。節目の年に生徒自身が作業に携わったという思い出が残る。新たな学校の歴史を自分たちで作る機会にしたい」と話していた。

 同校は30周年記念事業として「晴明の庭」の再生を皮切りに記念誌の発刊を行うほか、文化祭「かやの木祭」(9月26、27日)では、三四六さんによる記念講演、地域の人々とのパネルディスカッション、祝賀会などを予定している。

  

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