旭中PTA スマホSNSで申し合わせ

学校・教育

[ 2015年 6月 26日 金曜日 12時09分 ]

 飯田市立旭ケ丘中学校(羽生武彦校長)と同校PTA(山岡清明会長)は24日、親子で学ぶセーフネット講座を開いた。席上、山岡PTA会長から、スマホ利用に関わる申し合わせが提案され、各家庭でSNSの利用時間の制限などの指導をしていくことを確認した。

 講座は昨年に引き続き2回目で県青少年育成県民会議から派遣されたセーフネット総合研究所の南澤信之さんを講師に開催した。昨年の講座を受け、PTAでスマホやSNSなどの利用指導に全家庭で取り組んでいこうと、PTA常任委員会で1年間かけて検討。申し合わせの案をまとめて、講座内で示し、引き続いての学年懇談会で意見交換した。

 申し合わせの内容は▽午後8時以降はSNSを使用しない▽フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)を必ず利用する▽有害サイトや違法サイトにアクセスしない▽個人情報(写真を含む)や悪口・陰口を書き込まない▽アプリをダウンロードする時は保護者の許可を得る―の5つ。これに家庭ごと我が家のルールを加えていく。

 近年、スマホや携帯電話、SNSの使用で子どもたちがネットいじめやネットトラブルにあったり、ネット依存になるなどの問題が相次いでいる。

 生徒と保護者が参加した南澤さんの講演では、アプリのダウンロードで電話帳などの個人情報が業者に提供されてしまうこと、投稿写真の位置情報から住所を特定されて脅迫を受けた事例などスマホやSNSの危険性を聞いた。

 脳が成長途上の年齢ではネット依存におちいりやすく、学力低下や朝起きれないなどの問題につながりやすい。LINEというメッセージアプリで互いに縛りあいやめられなくなるため、皆でやめることが必要だと訴えた。

 保護者向けの講演では、世界各地で子どものIT機器利用規制へ動いていることや保護者の管理責任の重さ、脳科学の見地からの影響を語った。

 講演後、山岡会長がPTAでまとめた申し合わせを提案。「家庭や地域、皆でSNSの知識を持ち、自分や友達、家族を守っていこう。申し合わせは誰でもできる基本的なことを盛り込んだ。ぜひ今日から取り組んでほしい」と話していた。

  

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