村のごみ問題を考える、泰阜中で「村政を語る会」

学校・教育

[ 2009年 12月 23日 水曜日 13時34分 ]

 泰阜中学校(木下啓爾校長)の3年生28人は21日、泰阜村役場を訪れ、村政を語る会を行った。3年生が取り組んできた村内でのごみ拾い活動を発表し、松島貞治村長や村議会議員と語り合った。

 同校は以前中学生の模擬議会を開いてきたが、一昨年から理事者や村議員と語り合う「村政を語る会」として総合的な学習の発表を兼ねて開催している。

 今年度の3年生は、前年度に引き続き村の環境美化活動について取り組んできた。発表では、テレビ番組形式で活動のVTRを紹介しながら発表や提案を行った。

 不法投棄が減らない中、ごみ拾いの活動を年間通じて行えるようごみ拾い登校を実施。同校はスクールバスによる通学だが、週2回、学校より手前でバスから降りて周辺のごみを拾い続けた。

 また、ボランティアを募って村内5カ所で一斉にごみ拾いをしたり、村内や近隣の不法投棄対策の調査なども行った。さらに、村内で年3回の一斉清掃活動があることを知り「中学生へも積極的に参加を呼び掛けてほしい。私たちは間もなく卒業するが、高校生になっても参加したい」などと訴えた。

 発表を聞いて松島村長は「(村のごみゼロ運動は)これまで大人の活動として子どもまで参加してもらわなくても、と考えていたが皆さんの発表を聞いて考えを改めなければと感じた」と村の活動へ参加を望む中学生へ感謝。

 また、不法投棄が減らない現状については「廃棄物がでるならば誰かが責任を持って捨てなければならない」とし、不法投棄だけの問題を考えるのでなく「社会全体としてごみそのものを減らす、ごみが出ない社会を作っていく必要がある」と訴えた。

  

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