東京の大学生が文吾林造園で研修

学校・教育

[ 2012年 8月 24日 金曜日 9時17分 ]

 飯田市大瀬木の文吾林造園(原孝昭代表取締役)が今夏受け入れている大学生7人のインターンシップがピークを迎えている。法政大学生命科学部植物医科学専修の2年生男子6人が13日から2週間実施。20日からは東京農業大学地域環境科学部造園科学科4年の女子1人も参加し、その後、市内の中学生も含めると多い時は9人が同社で研修を予定している。

 樹木医の原社長(56)が東京支店のある東京樹木医会のつながりで樹木医でもある法政大学の教授から依頼を受け、4年前から大学生のインターンシップを受け入れている。

 同社長は「将来、日本を背負って立つ大学の学生たちに2週間、実践的な研修の機会を提供するので役立ててほしい。都会育ちで実際に現場を知らないのはよくないので、現場を見ることに意義がある。卒業したら造園業をやりたいという若者が地元も含め増えてくれれば」と期待する。

 学生たちは本社と安曇野支店の2カ所に分かれ社員寮で自炊しながら、今年は植生調査を主に研修を行っている。天龍峡一帯や上村のしらびそ高原、天龍村の和知野川などで植生調査を行っている千葉県野田市の男性(20)は「高森町で見たクリンソウは関東で見たことがない。東京と長野とは植生が大違いで新たな発見があった。大学では植物の病気について普段勉強しているが、顕微鏡をのぞく実験が中心。自然の生態系を調査するフィールドワークは新鮮味があって面白い」と感想。

 長野市出身の女性(22)は「長野市と違った自然や植物の新しい発見もあり、見方が違うので新鮮な感じ。大学で樹木医補の資格を取得する見込みなので、卒業したら元気な社長がいる文吾林に就職もできれば」と積極的だった。

  

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